- 【講演者】
桑野 博喜 氏(東北大学大学院工学研究科・教授)
- 【タイトル】
『マイクロ・ナノマシニング技術により作製するマイクロセンサおよびエネルギーハーベスタの震災復興における役割』
- 【概要】
- 著者は1993年にセンサネットワークが社会システムを変革するという考えのもとでセンサ・コミュニケーション・ソサエティ(SCS)の研究開発を提案した。マイクロセンサが通信し合うセンサネットワークにおいて、各種の社会システムと密接に係わることによりパラダイムシフトが生じ、全く新しいサービスが可能になり社会構造も変化すると考えたものである。設備保守、人間のコミュニケーション、エネルギー・資源の管理システムがセンサネットワークの高次情報を用いた新しいサービスや新しい社会のシステムが構築される。デバイスとしては低電力マイクロセンサやエネルギーハーベスティングなどをマイクロ・ナノマシニング技術により安価に作製することが必要である。本講演では特に、東日本大震災のような災害に対して、防災、減災の観点からマイクロ・ナノマシニングが重要な技術となるマイクロセンサとエネルギーハーベスティングについて述べる。
- 【資料】
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